イーサリアムをウォール街に持ち込むために、Etherealizeが4000万ドルを調達

イーサリアムを採用するためのインフラを開発しているスタートアップEtherealizeが、Electric CapitalとParadigmが共同で主導したシリーズA資金調達で4000万ドルを調達しました。

新しい資金は、ビタリック・ブテリンとイーサリアム財団からの以前の助成金を基にしており、Etherealizeのゼロ知識プライバシーシステム、決済エンジン、トークン化された固定収入市場向けのアプリケーションを開発するための資金調達を助けるでしょう。

「この資金調達は「インスティツーショナル・マージ」を開始し、機関金融を現代的で、安全で、世界的にアクセス可能な基盤にアップグレードします」と、イーサリアム財団の元メンバーで共同創設者のダニー・ライアンは水曜日の発表で述べました。

EtherealizeのETHを機関投資家の準備資産として位置づける努力と、キャピトルヒルでの規制に関する議論への参加は、イーサリアムに関する最近の機関投資家の動向を補完しています。

ブラックロックはイーサリアム上にトークン化されたマネーマーケットファンドを立ち上げ、ブロックチェーンベースの資産発行を支持する姿勢を示しました。一方、JPMorganのKinexysプラットフォームは、実世界の資産トークン化とオンチェーンのUSD決済のために強化されています。

この資金調達により、Etherealizeは、イーサリアムを機関市場の見えないバックボーンにする金融インフラの開発を加速させることを目指しています。

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