新華社によると、ロシア外務省の報道官ザハロワは17日に定例記者会見で、ロシア代表団がトルコのイスタンブールでウクライナとの第3回交渉に赴く意向を示した。ザハロワは、ロシア・ウクライナ間の交渉はウクライナ側の理由により「保留されている」と述べ、「ウクライナ側は交渉を回避しているか、まだ準備が整っていない可能性がある」と語った。彼女は、ウクライナ側がロシアとの新たな交渉に向けた準備の信号を一切発していないことを指摘した。アメリカのトランプ大統領がロシア・ウクライナ間で50日以内に合意を結ぶよう求めたことに対し、ザハロワは、ロシアが直面しているさまざまな制裁と制限措置の数は前例がないほど多く、ロシアは新たな制裁の脅威にすでに「慣れっこ」になっていると述べた。また、ザハロワは、ロシア軍が戦場で前進する中、ウクライナ側が「テロリズム的手段」を用いてロシアに対する報復を行う可能性が高まっていることを示唆した。