WETHとは一体何?なぜDeFiでみんな使っているのか

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もしDeFiを使ったことがあれば、WETHというものをきっと見かけたはずです。簡単に言うと、WETHはETHをERC-20規格に「ラップ」したものです。

なぜETHをラップするのか?

これはなかなか面白い問題です。ETHはイーサリアムのネイティブ通貨ですが、そのままではERC-20規格に準拠していません。しかし、ほとんどのDeFiプロトコルやDEXの取引ペア、スマートコントラクトはERC-20トークンしか扱えません。そこで考えられたのが、ETHを1枚ラップしてWETHに変換するという方法です。これでDeFiエコシステム全体で自由に使えるようになります。

これはまるでクラブに入るためにメンバーズカードを作るようなものです。ETHは現金、WETHはメンバーズカード。どちらも価値は同じですが、使える場所が違います。

どうやって変換するの?

とても簡単です:

  • ETH → WETH:ETHをWETHのスマートコントラクトに送ると、即座に同額のWETHがもらえます
  • WETH → ETH:WETHをバーンすると、スマートコントラクトが同額のETHを返してくれます

価格は常に1:1です。本質的には同じもので、形(フォーマット)が違うだけです。

WETHは何に使える?

  1. 取引ペアが豊富:UniswapやSushiSwapなどのDEXでは、ほとんどの取引ペアがERC-20トークン同士です。WETHを使うことで直接参加できます
  2. DeFi戦略の組み合わせ:流動性マイニング、レンディング、デリバティブ——こういった複雑な操作もERC-20規格が必要なので、WETHならシームレスに利用可能
  3. 手間いらず:各取引ペアごとに個別設計する必要がなく、WETHがあれば一元管理できます

WETHの入手方法は?

  • DEX上で直接スワップ(MetaMaskやUniswapで可能)
  • ウォレット内でワンクリック変換(Trust Walletが対応)
  • WETHのスマートコントラクトと直接やりとり

コアの考え方:これは何か特別なものではなく、単なるフォーマットアダプターです。ETHでできることはWETHでもでき、逆も同じ。DeFiを頻繁に使うなら、WETHはほぼ必須アイテムです。

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