ETHのこの上昇後の反落、多頭は終わりか？

日本時間午前5時35分、イーサリアム価格は3145付近を推移している。以前注目していた3170の壁には確かに到達したが、結局突破できなかった。2950からのロングポジションは、3170付近で手じまいするべきだった——220ポイントは取れたが、利益が十分とは言えず、日足チャートの強気シグナルも力強くはない。主力資金は3170で何度も押し返されており、どうしても突破できない。今後、しっかりとした陽線でこのラインを上抜けない限り、この上昇トレンドが続くかどうかは不透明だ。今一番堅実な戦略は、一度手仕舞いして様子見し、サポートやレジスタンスの明確なブレイクシグナルが出てから動くことだ。

日足チャートを見ると、執筆時点で高値は3180、安値は3038。EMAは引き続き上向きに収束しており、価格は3日連続でEMA15の3050上に位置している。これは明らかに3170突破に向けて勢いを蓄えている状態だ。しかし、この直近高値のレジスタンスを本当に突破できるかは、今後の値動き次第——突破すればロングについていき、突破できなければ下落に転じる可能性が高い。MACDのヒストグラムは拡大し、DIFとDEAは上向きに開いており、強気がまだ優勢。ボリンジャーバンドも同時に収束し、上限レジスタンスは3215、下限サポートは2735、中軌は2980付近で推移している。

4時間足を見ると、強気の動きはまだしっかりしており、価格はずっと3170下で攻防を繰り返している。MACDは継続的に拡大し、DIFとDEAはゴールデンクロスを形成、全体のトレンドは強気寄り。ボリンジャーバンドの上下も収束しており、上限の3154は何度か試された後に割り込まれたが、下限の2980は比較的しっかり守られており、強弱の攻防では強気がやや優勢。現時点でのコア戦略は、方向性のシグナルを待つこと——はっきりとしたブレイクの形が出てから動いても遅くはない。