だから、私はAI株の動向をかなり注視してきたんだけど、今まさに二つの企業の間で面白い緊張関係が展開されている。AIブームの最大の勝者とされる二大巨頭、NvidiaとTeslaだ。両者とも巨大なプレイヤーだけど、そのやり方はまったく異なる。



それぞれの現状について詳しく解説すると、見出しだけでは伝わらない部分も多い。

Teslaの状況は表面上かなり混沌としている。2025年の納車台数は約9%減の160万台、通年の売上も3%減少している。これは、電気自動車革命をリードすべき立場にある企業としてはあまり良い兆候ではない。でも、そこからさらに深掘りすると、実は堅実な勢いも見えてきている。

彼らのエネルギー事業は爆発的に拡大中だ。2025年には46.7ギガワット時の蓄電容量を展開し、前年比49%増。これだけで128億ドルの売上を記録し、27%の成長を見せている。これは普通、投資家を株に引きつける数字だ。

次に、Robotaxiの話。まだ初期段階だけど、オースティンやサンフランシスコで自動運転の試験運行を行っている。Teslaは、出荷したすべての車に完全自動運転に必要なハードウェアが搭載されているとほぼ断言している。インフラはすでに整っているわけだ。さらに、今年はOptimusロボットの生産を増やす計画もあり、イーロンは最終的に年間100万台に到達することを目指している。

一方、Nvidiaに目を向けると、2023年第3四半期の売上高は前年比62%増の$57 十億ドルに達し、純利益も65%増。CEOは、Blackwellチップが売り切れ、クラウドGPUもなくなったと明言している。利益率が非常に高いため、積極的に投資しながらも、9ヶ月間で$37 十億ドルの自社株買いも行っている。さらに、今年だけでAIインフラに$100 十億ドル以上を投資する大手テック企業も多く、Nvidiaには長期的な追い風が吹いている。

ただし、評価額を見ると、その差は一層鮮明になる。Nvidiaの株価収益率(P/E)は約47倍。一方、Teslaは390倍だ。Teslaは自動運転やロボティクスの長期戦略を描いているけど、その評価の差は無視できない。今、どちらのAI株を買うべきかを考えるとき、その差は大きい。

Nvidiaのリスクも確かに存在する。Amazon、Alphabet、Microsoftといった巨大企業が自社チップを開発しており、これが将来的にマージンを圧迫する可能性もある。でも、Teslaのリスクはもっと大きいかもしれない。自動運転やロボティクス事業が実際の収益に結びつかない可能性や、少なくとも高マージンの収益にならない可能性もある。

正直に言えば、Nvidiaの方が安全な選択肢に見える。財務状況も良好で、評価も合理的、短期的な成長ドライバーも明確だ。Teslaのビジョンは魅力的だけど、そのオプション性に対して高いプレミアムを払っている状態だ。どちらの株も割安ではないから、今NvidiaをAI株として買うなら、ポジションの規模は適切に調整すべきだ。リスクとリターンのバランスは、今の水準ではNvidiaに軍配が上がる。
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