IEA月報:ロシア産石油の需要が減少 石油輸出収入は減少

国際エネルギー機関(IEA)のデータによると、西側諸国の対ロシア制裁強化と買い手からのロシア産石油需要の減少により、ロシアの石油輸出収入は2月に減少した。 国際エネルギー機関(IEA)が発表したロシアの月次石油市場報告によると、ロシアは先月、原油と石油製品の輸出で156億9000万ドルの利益を上げ、前月比0.95%減少した。 ロシアの石油製品輸出は2月に横ばいだったが、原油輸出は日量475万バレルと、ピークだった12月の日量500万バレルから減少した。 国際エネルギー機関(IEA)は、ロシア産原油輸出の減少は主にインドによるものだとしている。 インドの2月のロシア産原油購入は前月比で日量42万バレル減少した。 「原油輸出量の減少の影響は、石油製品の輸出価格の上昇によって部分的に相殺されたに過ぎない」と同機関は述べた。 "